生薬単

副題は語源から覚える植物学・生薬学名単語集。ギリシャ語、ラテン語の植物学・生薬学名にはその植物の形状や特徴、原産地や効用を意味する言葉が使われている場合が多い。

学習者にとってイメージがつかみやすいように、単に花の写真だけでなく実が実ったものや葉も掲載されている。

生薬は撮影困難な貴重なものが少なくないが、大学機関や東京都薬用植物園、生薬問屋、漢方薬局など各方面からの特別な協力を得て写真を掲載することが実現した。

化学構造式には細心の注意が払われ、分子モデル図(空間充填モデル)も並列して描かれている。

薬学や天然物化学の学習者だけでなく、ハーブセラピスト、アロマテラピスト、薬草や漢方、植物全般に関心を持つ人にとっても、生薬学のよき導入書になる一冊。

単純に読み物としても非常に面白くて、いつまでも読んでいられる魅力がある。

目次

1 高等植物を基原とする生薬
2 藻類を基原とする生薬
3 真菌を基原とする生薬
4 マルトースを主成分とするコウイ
5 植物の分泌物を基原とする生薬
6 油脂・ろう・その他
7 動物・鉱物を基原とする生薬
付録

原島 広至(著)
発行:丸善雄松堂
A5判 361ページ

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