別冊『現代農業』2021 年1月号。

月刊『現代農業』に掲載されたタネ採り、タネ交換の記事をベースに再編集したもの。


第１章「タネ採りの魅力」　

自家採取してどんな品種をどのように育てているのか、
農家さんが育ててみての実感や
自家採取を繰り返した野菜など惜しみなく公開。


第２章「今さら聞けないタネ採りの話」

タネ採りは難しくないの？
→まずは簡単な夏野菜から始めよう

写真つきでタネの取り出し方もわかりやすく解説されています。

そのほか、

・タネを採っても脱穀や選別が大変じゃない？
・交雑しやすいウリ科やアブラナ科野菜はどう育てたらいい？
・タネ採りを続けるとオリジナル品種がつくれるって本当？
・採ったタネはどう保存したらいい？

などなど気になる疑問に

ラクな方法や便利な道具や基本知識などを
イラストや写真を交えて
ベテランの農家さんがわかりやすく解説。

「固定種とは」「交配種(F1)とは」「自殖性とは」「他殖性とは」
といった土台の知識もていねいに解説されています。


第３章「これならできるタネ採りのやり方」

無農薬でも病害虫に強いタネの採り方や、アブラナ科やウリ科の交雑を防ぐ簡単なタネ採りのコツ、自家採種できるジャガイモの品種などなど、

農家さんがそれぞれの経験を踏まえたとっておきのコツやノウハウを紹介。


第４章「楽しいぞ！タネ交換」

埼玉県で実際に行われているタネ交換会の一部始終をレポート。
また、以前に『現代農業』の誌上で行われたタネ交換会についてなども紹介されています。

気になるけどどんな感じなんだろう？という方におすすめの内容です。

全国のタネ交換会一覧にはなんと、
草舟あんとす号も掲載いただいています。

第５章「採るんだったら知っておきたい種苗法と自家採種の話」

交換できないタネはどれ？
自家増殖とタネ販売が許されるタネ、ダメなタネについて。

ほとんどのタネは採れる、交換できますが、「禁止品目」も増えつつあります。
2019年1月時点での禁止品目の野菜、果樹の一覧が掲載されています。
どうやって確認したらよいかについても教えてくれています。

巻末は...
タネ屋さんおすすめの、タネ採りに適した品種リストなど。

目次と一緒に、品種の「さくいん」も付いています。

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