グリーンフィンガーズの箱庭1(コミックス)

主人公の青年、旭(あさひ)は町のレコード店でアルバイトをしている大学生。
時代の波に揉まれてレコード店が閉店することになり、
店主である年配の女性から他のアルバイトを紹介される。

それは大学の裏山にある、
大きな屋敷に住んでいる
“少し変わった植物学者”のお手伝い。

旭は子どもの頃に山で神隠しに遭うことが続き、
町に引っ越したあとは山に近づかなくなっていたが、
アルバイトに向かうために入った裏山でも迷子になってしまい...。

神隠しのエピソードでは
柳田国男の『山の人生』などへの言及もあり、
村の神社の御神木のエピソードでは
山に入る作法なども描かれ、
民俗学的な世界を感じる。

レコード店主の年配の女性の女学生時代のお話には
ノスタルジーに涙ぐんでしまう。

登場人物たちの思いが丁寧に描かれており、
穏やかな優しい気持ちになるような味わい。
主人公も素朴で温厚で好感が持てる。

登場する植物学者も植物もとっても不思議だけれど、
すんなりとその世界に馴染んで心地よさを感じてしまう作品だ。

ちなみに第2巻は2022年、夏秋頃に発売予定とのこと。
現在もWebメディア・マトグロッソで好評連載中!


《目次》
・第一話
・番外編ストーリー漫画(描き下ろし)
・第二話
・番外編ストーリー漫画(描き下ろし)
・第三話
・グリーンフィンガーズの裏庭(描き下ろし)

穂坂きなみ(著/文)
発行:イースト・プレス
B6判 176ページ
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