Faurie,s Rubus specimens/N. NARUHASHI

《著者の鳴橋直弘先生より》
 本書は、明治初期に日本にやって来た、フランス人宣教師フォーリーの採集したキイチゴ属標本の写真集である。

 フォーリーは1873年に来日し、1915年に台湾で死去するまで、約40年間キリスト教の布教活動と同時に植物を採集した。彼の訪れた場所は日本を始め、樺太、千島、朝鮮、台湾、ハワイと多大である。採集した標本数は62,440点にも及び、重複標本の数は無数で、それらの標本は外国の研究者や主要な標本庫に送られた。そのため、日本の初期の植物相の解明に多大の貢献をなした。

 本書はバラ科キイチゴ属のみ取り扱っている。彼が採集した全てのキイチゴ属の標本写真(26〜356頁)とその標本を所蔵する標本庫、およびそれがタイプ標本かどうかも写真の頁毎に記載されている。

『一般の人が生きてゆくためにはまったく必要のない枯葉の白黒写真を集めた本だが、著者以外の誰もがなしえない、孤高の仕事である』との読者の書評である。

全て英文で専門家向き、フォーリーに関心のある人やキイチゴ属に興味のある人に勧めたい本である。

B5判 無線綴じ 367頁 962g 
2021年12月25日発行 自費出版
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