書物の王国5 植物

書物の王国は、国書刊行会のテーマごとの短編を収録したアンソロジーシリーズ。その5巻目にあたる本書「植物」は須永朝彦氏による責任編集です。巻末の須永氏による解題も読書をさらに味わい深く楽しませてくれます。

植物を題材とする文芸は、花の美しさや樹の佇まいを讃える例の多い詩歌の事は暫く措くとして、小説に限って言えば、その神秘性に着目して成ったものが目立つ。即ち寓意的なもの、怪異的幻想的なものが多数を占めているようである。本書では、物語や小説の類を凡その質に照らして三つに分け、首尾にエッセーの類を配し、五つの群を以って構成、群と群の間には適当に詩歌を挿んでおいた。p.216 解題より


はじまりはクリスティナ・ロセッティ「花の教」から。

山田風太郎「人間華」、ワイルド「ナイチンゲールと薔薇」、小松左京「花のこころ」、グリム兄弟「柏槙の話」、ベッケル「受難華」、ソログープ「毒の園」ほか32編を収録。

判型 菊判
ページ数230頁

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