「塩、油、酸、熱」について、まずは自分自身が徹底して学び、それから何年もの間、いろいろな人にこのことを教えてきました。
その結果、美味しい料理の真髄ともいえる要素をまとめることができました。この4大要素、「塩、油、酸、熱」を使いこなせば、「何を作っても美味しくできる」のです。これから私がその方法をお教えします。どうぞこのまま読み進めてください
(「はじめに」より)。
本書は、
料理の基本要素は「塩、油、酸、熱」であり、それぞれがわかればどの料理も最高に美味しくできる!という理念に基づいたものです。
この4大要素を、わかりやすく親しみやすい文章と素敵なイラストで科学的に解説しています。
「切る、煮る、炒める」などの手順解説ではない大変斬新なアプローチを用いた本書は、全くの素人からベテランのシェフに至るまで学びとるものがあります。
料理を体系立てて学べて、
自由自在にレシピ本に頼らず誰でも好きな味が出せるようになる一冊!
料理が好きな方へのプレゼントにもおすすめです。
〜日本語版刊行によせて 推薦の言葉
レシピがなくたって、塩、酢、油、熱を知ればちゃんとおいしい料理ができる、自分の舌を言じて!と優しく力強くそして楽しいイラストと共に語りかけてくれます。随所に出てくる"taste and eat、これは私もいつも言っていること。味見の大切さや勘所を的確にキャッチできて、わかりやすく親しみのあるイラストがやる気を起こさせてくれます。これを読めば詳細なレシピや買い物メモから解放され、自分と向き合ってキッチンに立ち自由に料理を楽しもう!と思うでしょう。料理を心から楽しみたい方への珠玉の一冊です。
有元葉子(ありもと・ようこ)
編集者、専業主婦を経て、人気料理研究家に。美しくて使いやすい台所道具のシリーズ“ラバーゼ”のディレクター。ベストセラーとなった『レシピを見ないで作れるようになりましょう。』(SBクリエイティブ)のシリーズはじめ、「光るサラダサラダ上手になるための 26のヒント』(文化出版局)など著書多数。
中身の様子の写真は世界文化社さんのプレスリリースに紹介されています→★
Netflixでは人気のドキュメンタリーシリーズに!
https://www.saltfatacidheat.com/
■目次■
マイケル・ポーラン まえがき
PART1料理が最高に美味しくなる4大要素
塩
油
酸
熱
PART2 調理 &アドバイス
キッチンの基本
料理 サラダ ドレッシング 野菜 スープ 豆・小麦・パスタ
卵 魚 13通りの鶏肉調理 肉 ソース バターとパイ生地 スイーツ
調理のレッスン
おすすめメニュー
料理書の著者やシェフなどに関する情報 など
■著者プロフィール■
サミン・ノスラット(著)
文筆家、料理講師、料理家。「ニューヨーク・タイムズ」紙で「食材それぞれに最も適した調理法を指南する、信頼できる情報源」と評され、アメリカの公共ラジオNPRのニュース番組"All Things Considered" で「次なるジュリア・チャイルド」と評されている。2000年にシェ・パニースのキッチンに立って以来、プロの料理人として活躍。「ニューヨーク・タイムズ」紙、「ボナペティ」誌、「サンフランシスコ・クロニクル」紙などで記事を執筆。カリフォルニア州バークレーで、料理をし、ガーデニングをしながら暮らしている。本書『塩、油、酸、熱』は初めての著書。
ウェンディ・マクノートン(画)
「ニューヨーク・タイムズ」紙でベストセラーリスト入りしている、イラストレーター、グラフィックジャーナリスト。手掛けた作品に、"Meanwhile in San Francisco"(Chronicle)、"Knives & Ink"(Bloomsbury)、"The Gutsy Girl"(Bloomsbury)、"Lost Cat"(Bloomsbury)(邦題『ロスト・キャット 愛と絶望とGPS の物語』/講談社)、"The Essential Scratch and Sniff Guide to Becoming a Wine Expert" (Houghton Mifflin Harcourt)などがある。「カリフォルニア・サンデー・マガジン」誌でコラムニストも務めている。パートナーと数匹の四脚動物とともにサンフランシスコ在住。サミンのおかげで、キッチンを使い込んでいる。
■サイズ B5
■ページ 480ページ
■送料 レターパックプラス600円より