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あららのはたけ/村中李衣

 ところでさ、わたし、気がついたことがあるの。
 クモがね、毎日毎日あっちこっちに
せっせといろんな巣をはるんだけど、
風が強くふきそうな日にかぎって
その巣がものすご〜くテキトーなの。

 


出版社より
横浜から山口に引っ越すことになった、小学4年生のえり。ある日、じいちゃんのすすめで、じぶんだけのちいさな畑をはじめることになりました。そこで出会ったのは、ふまれても飄々と生きる雑草たちや、ももの木のうえから細かな毛を飛ばしてくる〈もものけむし〉、台風のまえの巣づくりで手ぬきをするクモ……都会から地方にやってきた少女の、みずみずしい視点でとらえた自然のすがたを手紙にして、横浜にくらす親友のエミへ送ります。

畑で見聞きしたこと、あたらしい生活のことに加えて、手紙の内容は、横浜の小学校で不登校になってしまった、ふたりの幼なじみ・けんちゃんのことに。部屋にこもってしまったけんちゃんに、ふたりができることとは……。

ふたりの少女の手紙のやりとりをとおして、自然のふしぎと、いじめをとりまく子どもたちの心の動きを繊細に描いた作品です。

小学校中学年から


紹介ページ
https://kaiseiweb.kaiseisha.co.jp/s/osusume/osm200203/

目次
1 やってみなくちゃ、わかんない
2 もものけむし、やい!
3 やられたときが、チャンス
4 においマジック
5 風のぬけ道、とおり道
6 イガイガハウス
7 春よ、くるならこい!
8 もしもし、おうとうせよ!
9 風に乗れ
10 ジャガイモの母
11 ぴょ〜ん、ってこともある
12 カエルカエラナイ

「朝を待つための知見」(講談社)講談社現代ビジネス「どくしょとしょくぶつ」内にて草舟あんとす号おすすめの本としても紹介しています。

著者プロフィール
村中李衣

1958年山口県生まれ。作家。ノートルダム清心女子大学児童学科教授。0歳から100歳までのあらゆる人とあらゆる場所で、絵本の読みあいを続けている。おもな著書に『小さいベッド』(サンケイ児童出版文化賞)、『おねいちゃん』(野間児童文芸賞)、『チャーシューの月』(日本児童文学者協会賞)、『かあさんのしっぽっぽ』、『いつか、太陽の船』など多数。第1回日本絵本研究賞受賞。


■挿画  石川えりこ
■発行  偕成社
■サイズ A5横判 縦210mm 横150mm
■ページ 215ページ
■発売日 2019年6月21日
■送料  210円より発送可能です


#現代ビジネス
#朝を待つための知見
販売価格 1,540円(内税)
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