ふかい森のおくに小さなこやがありました。
わたしたちは 町のおうちをたちのいて
森のなかでくらすことになったのです。
きらきら ひかる雨、ひみつの小道、
きいちごやブルーベリーの木・・・・・・
ママと 8人のこどもたちのくらしには、
季節ごとにすばらしいよろこびがありました。
祖母マーベルが語った
1930年代アメリカの家族のものがたりを
うつくしくあざやかに描きだした絵本。
第28回いたばし国際絵本翻訳大賞(英語部門)
最優秀翻訳大賞受賞作
大変な苦労があったはずなのに、だれもが口をそろえて、そのころが一番楽しかったと言います。みんなで協力し、仕事も工夫して楽しくこなしていた子どもたち。
•••••この本は、祖母たちの子ども時代の話だけでなく、世界恐慌を経験した世代全体をモデルにしたものです。残された時間はあまりないかもしれません。その時代を生きた人たちの話をまだ聞いていないなら、今がその時です。
著者あとがきより
著者 エリザ・ウィーザー
翻訳 ひらおようこ
送料210円より発送可能です