鉄器時代に中部ヨーロッパで興隆し、ヨーロッパ各地に広がった古代ケルトで、様々な知識と役割を担うことで賢者としての地位を確立したドルイド(神官階級)達は、自然の声を聞き、その知識と業で人々を癒す医術者としての役割も果たしました。
本書では彼らが用いた古代の知恵を元に、現代にも通じる薬用ハーブやその活用法を紹介します。
表紙や内容画像は出版社プレスリリース記事でご覧いただけます。ぜひチェック!
著者:フロランス・ラポルト
監修:林 真一郎
翻訳:ダコスタ 吉村花子
発売日:2025年11月
仕様:B6変形 クッション製本(上製) 総138頁
送料210円より
◆植物の基本的な特徴から、ドルイドならではの使用法、言い伝え、薬効、禁忌、伝統、内服や外用のヒントまで
目次
ドルイドの世界…ドルイドとケルトにまつわるイメージ/ドルイドの意識:自然に向けられたもう一つのまなざし/ドルイドの活動:植物の採取と収穫/植物の様々な伝統的利用法/ドイルドの伝統の中の力ある動物たち
ドルイドの植物…セイヨウノコギリソウ(ヤロー)、大工のハーブ/ ラムソン、清めの植物/オウシュウヨモギ、女性の植物/サンザシ(ホーソン)、真中の道/ゴボウ(バードック)、引っかけ植物/カバノキ(バーチ)、光の木/ヒース(エリカ)、ミツバチの植物/ローマンカモミール、安らかな暮らし/ヒレハリソウ(コンフリー)、再びつなぎ合わせる植物/ヤドリギ、魔法の効果を持つ毒/セイヨウキヅタ、力強い生命力/ウォーターミント、明晰な精神力/セイヨウオトギリ(セントジョンズワート)、内なる太陽/ネトル(セイヨウイラクサ)、庭の宝物/ヘラオオバコ、5本の縫い目のあるハーブ/セイヨウナツユキソウ、アーモンドの香り/ブラックベリー、動物の隠れ家/セイヨウニワトコ(エルダーフラワー)、妖精の木/シナノキ(リンデン)、柔らかな母性愛/クマツヅラ、しとやかな木/ヨーロッパブドウ、聖なる飲み物
著者プロフィール
Florence Laporte(フロランス・ラポルト)
植物、樹木、ケルト伝統を心から愛し、日然癒法と植物療法を修め、長年ワークショップや研修を通じて、野生の薬草や食用可能な植物、偉大なる樹木に関する自らの経験を伝える。ネイチャーガイド、Obod(Order of Bards, Ovates, and Druids、ドルイド復輿団体のひとつ)メンバー。自然の中での体験型ワークショップを提案している。