母を亡くしたあと、両親の家の片づけが手に付かない。涙で思い出が曇る——
一時避難のつもりで八ヶ岳の麓の家に暮らして2年がたった。
山での四季があまりにも美しくて、離れられない。
それでも暮らしに不便はつきまとう。
買い物難民、ご近所付き合い、越冬。
それらをひとつひとつ乗り越えながら、山の家での暮らしを作っていく。
ここに一人でいると、なにからも自由な、すっかり解放された感覚と、内側へ深く入っていく自分の両方を強く感じた。——本文より
母の思い出と不在をともに嚙みしめながら、
ひとりで暮らす深い豊かさを綴る珠玉のエッセイ
一緒に読みたい!平野恵理子さんの本
続編『六十一歳、免許をとって山暮らし』
三月書房の小型愛蔵本『草木愛しや花の折々』
著者プロフィール
平野恵理子(ひらの・えりこ)
1961年、静岡県生まれ、横浜育ち。イラストレーター、エッセイスト。山歩きや旅、暮らしについてのイラストとエッセイの作品が多数ある。
発売 2020年3月
仕様 四六判変型 ソフトカバー 224ページ
発行 亜紀書房
送料 210円より発送可能です