とりあげた世界中の277種の薬用植物すべてに美しい植物イラストが配され、「学名のアルファベット順」に掲載されています。科、日本名、英名、生育地や生態の簡単な解説と、利用部位、伝統的な利用方法の解説と現代における科学的評価が掲載されています。
そのなかでも24の植物についてはよりふみこんだ解説がなされ、セイヨウオトギリのインフューズド・オイルやリコリス(カンゾウ)のど飴、セイヨウノコギリソウのグリセリンチンキなど、レシピを写真付きで詳しく紹介しています。巻末には用語集、索引つき
著者 モニク・シモンズ
著者 メラニー=ジェイン・ハウズ
著者 ジェイソン・アーヴィング
翻訳 柴田 譲治
発行 原書房
仕様 B5変型判 224ページ
送料 210円より発送可能です
《著者たちについて》
イギリスのキュー王立植物園の科学部副部長であるモニク・シモンズ、薬剤師であり、王立化学協会公認化学者で、生薬学博士号を取得後にキュー王立植物園で植物化学者として勤務しているメラニー=ジェイン・ハウズ、そしてライターであり植物採集者、公認ハーバリストでキュー王立植物園薬用植物名に勤務、薬草名の標準データベースの構築を進めているジェイソン・アーヴィング。この三名による共著書です。
《本書「はじめに」より》
本書の目的は伝統医療で用いられる植物の知識をガーデナーのみなさんにお伝えすること。草本書籍や顕花植物、灌木や樹木など幅広い生育特性をもつ植物をとりあげ、また日射しの強い地中海沿岸の岩山から寒冷で湿気の多い湿地土壌にいたるまで生息環境の面でも広範な環境に生育する植物を収めた。見た目に美しい植物もあれば、雑草にしかみえないものもある。しかしどれも薬用植物として役立つものばかりだ。(略)
推定で30万から40万種あるといわれる世界中の陸上植物のなかで、薬用に用いられているのは3万5500種。これほど多くの植物のなかから本書に収録する植物を選んだ基準は、薬用に利用されてきた長い歴史があること、そのうえでできれば新薬発見に向けた科学的研究の対象となっている植物ということになる。