神の植物・神の動物 : J.K.ユイスマンス『大伽藍』より

ユリ、バラ、アイリスが象徴するもの。マンドラゴラやトケイソウの秘密。神の化身のヒツジ、ライオン。さらにはドラゴンや一角獣まで登場する動植物の一大中世絵巻。ユイスマンスの傑作『大伽藍』の二章を訳出。


《あらすじ》
パリで芸術と神秘神学とグレゴリオ聖歌を熱愛していた青年がトラピスト修道院に入り、体験的行動的に神秘学を学ぶ。シャルトルで大聖堂の壮麗さに心を奪われ、典礼書の言葉でしか知らなかったことを、さまざまな画像や彫像、象徴を通して伽藍自体からじかに学んでいく。

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会話の上部に、話題に挙がっている植物や幻獣の図版が豊富に添えられていて、それを眺めるだけでも興味深いです。キリスト教的象徴としての植物、動物たちの話が対話形式で続いてゆく様子は、日本で言えば日光東照宮の社殿の彫刻の解説に耳傾けるような趣きがあります。

ユイスマン ジョリ=カルル(著 ) 野村 喜和夫(訳)
発行:八坂書房

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