野生のアイリス/ルイーズ・グリュック

主な登場人物は、庭作りをする詩人、庭や野の草花、創造主である神。(訳者あとがきより)

グリュックが二ヶ月という短い期間で書き上げた『野生のアイリス」は、彼女がインタビューで語っているように、二年間一篇の詩も書けなかった、詩人として長く辛い沈黙の後にやってきた奇跡のような詩集である。書けない間、巻頭詩のはじめの二行、「苦しみの果てに/扉があった」だけを頭の中で何度も繰り返し、庭に植える草花のカタログを眺めて過ごした詩人が再び書き始める姿は、冬中無言を強いられたアイリスの球根がついに地上に顔を出し、花を咲かせることで新たな声を獲得するという命のドラマに重なって見える。(訳者あとがきより)

出版社より
2020年にノーベル文学賞受賞を受賞した詩人、ルイーズ・グリュック。
日本で翻訳版のなかった女性詩人の代表作を対訳(英語の詩も掲載)でお読みいただけます。原書『The Wild Iris』は1993年にピュリッツァー賞詩部門受賞。花をモチーフにした美しい作品集です。

翻訳は、詩人、エッセイスト、ウィートン大学英文学部准教授の野中美峰氏。
原作の世界観を極限まで再現した流麗な翻訳詩をお愉しみください。

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