もしも草木が話したら?植物をめぐる15の疑問

1,980円(内税)

DETAIL

植物生態についてのあれこれについての植物トーク。

その語り口が実にフレンドリーでまるでカフェで雑談するかのようで退屈させない話の運び方が見事!文章はイタリアや世界各国で人気の児童文学作家と子ども向けTVチャンネル放送作家が手がけており、翻訳は映画の字幕製作やラジオDJが担当しているので、子ども番組を見ているような文章のノリのよさに納得です。もちろん原本監修も日本語版監修もその道のエキスパートが担当という、大変豪華な執筆陣がタッグを組んでいる一冊。

勉強しなきゃ!みたいに気張らずに、植物大好きなあまり植物が乗り移ったように話す友だちのおしゃべりを聞くみたいな感じで、好きなところから自由に気軽にめくってみてください。

発行:太郎次郎社エディタス
A5判 縦210mm 横148mm 厚さ10mm 重さ 246g 144ページ 並製
■スマートレター180円より発送可能です


植物が動くのは、光を求めてだけじゃないぞ。植物の根っこは、水がある場所を感じとり、水を求めて、その方向へ伸びていく。
 さらに、そうだな、こんなことを想像してみて。植物を逆さまにひっくり返すとしよう。何度も。そのたびに、茎はめげずに上を向いて、また伸びはじめるだろうし、根っこは地面に向かっていく。(p.39 4植物って動くの? より)

 え?話が地味?
 オーケー。じゃあ、こんどはジョージ・ケイリー男爵(1773〜1857年)の話をしよう。イギリスの航空学の父といわれている人さ。なぜか。彼は、バラモンギクの綿毛が滑空するようすをよ〜く観察した。そのおかげでパラシュートを発明できたんだ。(p.118 13植物から学べることは? より)

目次
1 植物って何者?
2 どんなふうに生まれて育つの?
3 植物も話をする?
4 植物って動くの?
5 植物は、みんななかよし?
6 どれくらい生きるの?
7 海のなかや宇宙で生きる植物もいる?
8 食べられるかどうか、どうやってわかったの?
9 人間に食べられる野菜の気持ちは?
10 植物の名前はだれがつけたの?
11 植物とわたしたち、助けているのはどっち?
12 どうして植物を守らないといけないの?
13 植物から学べることは?
14 植物なしで生きられる?
15 植物ロボットって、なんだ?

著者プロフィール
ピエルドメニコ・バッカラリオ (ピエルドメニコ バッカラリオ) (著)
児童文学作家。1974年、イタリア、ピエモンテ州生まれ。著書は20か国以上の言語に翻訳され、全世界で200万部以上出版されている。小説のほか、ゲームブックから教育・道徳分野まで、手がけるジャンルは多岐にわたる。邦訳作品に、『ユリシーズ・ムーア』シリーズ(学研プラス)、『コミック密売人』(岩波書店)、『13歳までにやっておくべき50の冒険』(太郎次郎社エディタス)など。

フェデリーコ・タッディア (フェデリーコ タッディア) (著)
ジャーナリスト、放送作家、作家。1972年、ボローニャ生まれ。あらゆるテーマについて、子どもたちに伝わることばで物語ることを得意とする、教育の伝道者でもある。子ども向け無料テレビチャンネルで放送中の「放課後科学団」をはじめ、多彩なテレビ・ラジオ番組の構成・出演をこなす。P・バッカラリオとの共著に『世界を変えるための50の小さな革命』(太郎次郎社エディタス)がある。

バルバラ・マッツォライ (バルバラ マッツォライ) (監修)
マイクロシステム工学の博士号をもつ生物学者。1967年、トスカーナ州リヴォルノ生まれ。イタリア技術研究所マイクロバイオロボティクスセンターのディレクター。育つ根をもつ植物ロボット「プラントイド」を開発。2015年、ロボット研究者が集う最大の国際科学コミュニティ「Robohub」で「ロボット業界で知っておくべき25人の女性」のひとりに選出。日本語訳の著書に『ロボット学者、自然に学ぶ』(白揚社)がある。

エレナ・トリオーロ (エレナ トリオーロ) (絵)
イラストレーター、漫画家。1988年、トスカーナ州フィレンツェ生まれ。SNSで風刺画のシリーズを発表して大きな注目を集める。出版社やブランドと組んでの創作活動のほか、漫画やイラストを教える仕事もしている。代表作に『ニンジンとシナモンのケーキ』など。

秋山 忍 (アキヤマ シノブ) (日本版監修)
植物分類学者、国立科学博物館名誉研究員、理学博士。1957年、東京都生まれ。東京近郊の山歩きなどで出会った数々の植物をとおして、植物の多様さに興味をもつ。専門は種子植物の分類学。とくに日本をふくむ東アジアからヒマラヤ地域で野外調査をおこない、この地域における種子植物の形態的多様性を研究している。分担執筆に『ツバキとサクラ』(岩波書店)、『Flora of Japan』『Flora of Nepal』『Flora of China』など。

野村 雅夫 (ノムラ マサオ) (訳)
ラジオDJ、翻訳家、京都ドーナッツクラブ代表。1978年、トリノにて、日本人の父とイタリア人の母とのあいだに生まれる。イタリアのものを中心に、映画の字幕製作や配給、上映イベント、トークショーの企画などを手がける。訳書にシルヴァーノ・アゴスティ『誰もが幸せになる1日3時間しか働かない国』(マガジンハウス)など。

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