人の心に木を植える 「森は海の恋人」30年

出版社より
「森は海の恋人」の合言葉をかかげて、気仙沼のカキ漁師・畠山重篤さんたちが植林運動を始めて、今年で30年になります。その間、東日本大震災が発生し、「千年に一度」と言われる大津波に襲われました。すべてが流され、海は死んだかに見えました。しかし、まもなくして海に魚たちがもどってきました。それは山に木を植えつづけ、海に流れこんでいる川と背景の森林の環境を整えたゆえの成果だったのです−−。畠山さんは言います。「山に木を植えることはもちろんだいじですが、もっともたいせつなのは、『人の心に木を植える』ことなのです。」と。


《著者プロフィール》
畠山 重篤 (ハタケヤマ シゲアツ)(著/文)
1943年、中国・上海生まれ。宮城県で牡蠣・帆立の養殖業を営む。「牡蠣の森を慕う会」代表。1989年より「森は海の恋人」を合言葉に植林活動を続ける。一方、子どもたちを海に招き、体験学習を行っている。

『漁師さんの森づくり』(講談社)で小学館児童出版文化賞・産経児童出版文化賞JR賞、『日本〈汽水〉紀行』(文藝春秋)で日本エッセイスト・クラブ賞、『鉄は魔法つかい』で産経児童出版文化賞産経新聞社賞を受賞。その他の著書に『森は海の恋人』『リアスの海辺から』『牡蠣礼賛』(文藝春秋)などがある。

畠山 重篤(著/文)スギヤマ カナヨ(イラスト)
発行:講談社
A5判 212ページ
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