農民芸術概論/宮沢賢治

《出版社より》
「われらに要るものは銀河を包む透明な意志 巨きな力と熱である」
――新たな時代を生きるすべての人に捧げる、宮沢賢治至高の芸術詩編

土に触れる自らの手と宇宙の胎動が直結する壮大なスケールで描かれた宮沢賢治による至高の芸術論「農民芸術概論綱要」。本書では本論に加え、「農民芸術」の名を冠する他二編を収録。また、「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」で知られる通称「雨ニモマケズ手帖」に収められた詩編や、賢治の最晩年、病床に伏しながら書かれたと言われる「疾中」を採録。そして生前未発表の詩作集「詩ノート」より撰集した数編のほか、学生に向けた鼓舞激励のメッセージ「生徒諸君に寄せる」を収めた。計約70詩編採録。装画は奄美大島在住の人気絵本作家、ミロコマチコ。

《目次》
「詩ノート」より
農民芸術概論
「雨ニモマケズ手帖」より
疾中

《著者プロフィール》
宮沢賢治 (ミヤザワケンジ) (著)
1896年、岩手県花巻生まれ。中学時代から山野を歩く。1921年から5年間、花巻農学校教諭。後に羅須地人協会を設立し農民の生活向上をめざす。晩年は肺結核が悪化、最後の5年は病床で作品の創作や改稿を行った。

発行 八燿堂
判型 四六変型判 縦19.3cm×横12.3cm
112ページ 上製
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販売価格 2,200円(内税)
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